練習用などに…『正絹袋帯（六通柄）』

光沢あるエキゾチックな花模様がインパクトを放つ「袋帯」です。

紗綾形や亀甲、菱文様を随所に配した古典調。

デパートで中古品として購入し、練習用のボディ人形に着せて使用しました。細かく訳あり（下記参照）です。

【長さ】約437cm（手…51.5cm／無地…114cm）

【色と柄】
◆花柄…朱色・水色・紫・金色の花びら（亀甲＆菱＆紗綾形の縁取り）、淡いうぐいす色の茎と葉
◆地文様（中無地も同様）…白と金銀糸の紗綾形（全体はライトベージュ色）
※銀糸は経糸で使用しています。（写真4）
◆裏面の地文様…金銀糸の紗綾形（全体はライトベージュ色）

【正絹】

【状態】…未クリーニング
◆写真2上…箔にひだ折り等による折れ跡がいくつかあります。（写真は代表例）
◆写真2下…手先のかがり糸が購入当初から白糸で縫い直してあり、元の縫い糸（黄色）も一部残った状態です。
◆写真3…手に刺繍糸のほつれ（長さ1.5cm）と糸玉があります。
◆写真4…中無地に糸玉など細かいキズがいくつかあります。
◆写真5…柄止まりから62cmの位置で金糸が黒く（幅1.3cm）なっています。
◆写真6…柄止まりから100cmの位置にたたみシワがあります。
◆写真7…たれ先から130cmの位置に茶色いシミ（2×0.5cm）があり、二重太鼓の際に見えます。（体型や結び方の違い、柄の見せ方を変える…等によっては出てこないこともあります）
◆写真8…たれ先から58cmに擦り切れキズがあります。
◆写真9…全体的に金糸の表面が傷ついている箇所がいくつかあり、光の加減などによって黒ずんで見えることがあります。（写真は代表例）
◆写真10…裏面では、おもに銀糸が光の加減などで黒ずんで見えます。柄止まりから25～30cmの柄部分の裏面に糸玉が2箇所あります。

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